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　今回の協定による産学連携活動の内容には、朝日大学が有する研究・教育資源の情報提供およびセイノーホールディングス株式会社が有する産業資源の情報提供を相互に行うこととともに、寄附講座や講演会、研究会、見学会の開催などが盛り込まれている。
　また、セイノーグループに属する企業の協力を得て、同大学生のインターンシップの受け入れも行う予定。

◆調印式概要
【日時】
　2013年2月5日（火）　11時開式

【場所】
　朝日大学1号館

【調印者】
　セイノーホールディングス株式会社　取締役　事業推進部　輸送事業担当　大塚委利氏
　朝日大学　学長　大友克之

【趣旨】
　セイノーホールディングス株式会社（本社／大垣市田口町1番地）と朝日大学（所在地／瑞穂市穂積1851番地）は、地域産業と大学教育の分野において連携協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目指し、協定を締結する運びとなりました。

【産学連携活動の内容】
　産学連携活動に関する主な内容は、セイノーグループを代表するセイノーホールディングス株式会社およびセイノーグループに属する企業の協力を得て、朝日大学が有する研究・教育資源の情報提供やセイノーホールディングス株式会社が有する産業資源の情報提供を相互に行うとともに、「寄附講座、講演会、研究会、見学会」など、相互協力により開催することとしております。
また、朝日大学が派遣するインターンシップ学生をセイノーグループに属する企業の協力を得て、受け入れを行っていただくことなどにより、産学連携活動を推進するものです。

【協定締結の経緯】
　この協定は、昨年開催された「ぎふ清流国体」に向け、朝日大学がスポーツ強化選手の養成のための受け皿として「朝日大学体育会」を設置し、スポーツ振興に力を注いでいた際、朝日大学大友克之学長が岐阜県体育協会の役員を務めることとなり、縁あって、岐阜県体育協会会長を務めておられた田口義嘉壽会長（セイノーホールディングス株式会社代表取締役会長）と出会い、その後、朝日大学大学院経営学研究科教員研修会の実施（研修会講師：西濃運輸株式会社大塚委利代表取締役社長）、西濃運輸株式会社岐阜物流センターの見学会、「物流サービス研究」グローバルロジスティクス研究会の参加協力などの産学連携活動の交流を積み重ねて、朝日大学からセイノーホールディングス株式会社へ依頼し、協定を締結する運びとなりました。

【産学連携活動の計画】
●西濃運輸寄附講座
　朝日大学では2013年度から「西濃運輸寄附講座」を開設し、西濃運輸株式会社の協力を得て、講座講師や専門家の派遣および運営を無償で実施いただくことで計画を進めております。この講座は、前学期・後学期それぞれ同一の内容で行われ、90分の授業を15回で構成し、「特殊講義I（西濃運輸寄附講座）」の授業科目として、単位認定されます。この授業は、半期で50名程度の受講者を予定しております。

●講演会
　講演会は朝日大学において、学生の就業意識の向上を図るため、2014年度から、「キャリア形成I・キャリア形成II」の授業科目で、各分野の産業界において第一線でご活躍されている企業の代表者を招へいし、講演会を実施することで、計画を進めております。講演会の実施にあたっては、セイノーグループに属する企業の協力を得て、開催を計画しております。

●研究会
　研究会は大学院経営学研究科において、プロジェクト研究として「グローバルロジスティクス」「観光地域経営」「クライシスマネジメント」の3つの学問領域を研究テーマに設定し、複数の教員による実践的な研究指導体制を構築しました。プロジェクト研究テーマのうち「グローバルロジスティクス」においては、「物流サービス研究」グローバルロジスティクス研究会を立ち上げ、第一線でご活躍するセイノーグループに属する企業の参加協力を得て、研究会を運営しており、今後、さらに発展させたいと考えております。

●見学会
　見学会は、主に物流研究を進めている土井義夫准教授のゼミに所属する学生を中心として、西濃運輸株式会社見学会のほか、さらに発展させ、セイノーグループに属する企業の見学会の開催を計画しております。
　インターンシップは、セイノーグループに属する企業において、受入れ可能な企業に学生を派遣し、就業体験を実施します。この体験は、「インターンシップ」の授業科目として単位認定することで、計画しております。

▼本件に関する問い合わせ先
　朝日大学　学事部学事課（担当：矢木野）
　〒503-2417　岐阜県瑞穂市穂積1851番地
　TEL：　058-329-1076
　FAX：　058-329-1253