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中央大学が2月27日に、教養番組「知の回廊」の特別講演会を開催――テーマは「古代ローマの裁判 その2~解放奴隷たちのその後~」

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中央大学は2月27日(水)に、講演会「古代ローマの裁判 その2~解放奴隷たちのその後~」を開催する。これは、同大が株式会社JCNテレメディア八王子(JCNテレメディア)との共同制作により放映している教養番組「知の回廊」の中で、好評だったテーマをさらに詳しく解説するもの。当日は番組の監修者である法学部の森光准教授を招き、現代の法律の原点である「ローマ法」における裁判などに関する講演を行う。参加費無料、要事前申し込み。

 「知の回廊」は、日本で初めて大学とケーブルテレビ局(JCNテレメディア)が共同で制作した教養番組であり、大学の知的財産をテレビ放送という形で社会に還元している。その目的は、地域住民に大学の研究を理解してもらうことや、生涯教育の一助となることである。

 同番組は2001年度の番組制作当初から全国各地のケーブルテレビで放送しており、300万を超える世帯で視聴が可能。また、現在はYouTubeやiTunes U、ポッドキャストを利用した広域ネット配信を行っている。
 より優れた番組を制作・提供することが大学の新たな社会貢献の形であるとし、今後もワールドワイドな規模を維持する教養番組として、さらに多くの人に「楽しく、そして納得できる」コンテンツを提供することを目指している。

 同番組では、これまで放送した番組の中から、さらに詳しい内容を紹介するため、このたび番組を監修した教員による特別講演会を開催する。
 テーマは「ローマ法」。番組では現代の法律の原点である「ローマ法」における裁判について取り上げており、今回の講演では、この裁判の主人公であった解放奴隷という人々がその後どうなっていったのかを追うとともに、あらためて「ローマ法」のあらましを紹介する。

◆「知の回廊」特別講演会 「古代ローマの裁判 その2~解放奴隷たちのその後~」
【日程】
 2月27日(水) 19:00~21:00(18:30開場)

【場所】
 京王プラザホテル八王子4階(八王子市旭町14-1)

【講演内容】
 2月1日より放送中の「知の回廊」では、現代の法律の原点である「ローマ法」における裁判について当時を再現。本講演では、この裁判の主人公であった解放奴隷という人々がその後どうなっていったのかを追うとともに、あらためて「ローマ法」のあらましを紹介する。

【講演者】
 森 光(もり ひかる) 中央大学法学部准教授
 1998年中央大学法学部卒業後、同大学大学院法学研究科に進学。
 2002年より法学部助手、04年より現職。
 専門分野はローマ法。現行の法制度(特に私法)の歴史的沿革を辿った上で、制度の根幹にある原理の修得を目指す。研究課題は、古代ローマにおける賃貸借をめぐる法制度の形成過程を明らかにすること。特に、考古学研究成果を踏まえ、文献史料の再解釈を目指している。

【費用】
 無料 150名様

【申し込み締切日】
 2月14日(木)必着
※お申し込み多数の場合は抽選となります。

【申込方法】
 FAXまたはEメールにてお申込みいただけます。
 FAXの場合は下記より参加申込書のPDFファイルをダウンロードしていただき、ご記入後FAXの送付をお願いします。
 http://jcntv.jp/news/08/1262064_33099.php

 Eメールの場合は〒、住所、氏名(ふりがなも)、参加人数(2名様まで)をご記入の上、「kouenkai@htmnet.co.jp 」宛にお申し込み下さい。

(参考)中央大学「知の回廊」紹介ページ
 http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/kairou/index_j.html

▼本件に関する問い合わせ先
 中央大学 広報室
 TEL: 042-674-2049
 FAX: 042-674-2959