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中央大学が「国連アカデミック・インパクト」に参画――人材育成プログラムや国際シンポジウムを展開

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中央大学は、国際連合が提唱する「国連アカデミック・インパクト」に参画している。これは、国連と世界中の高等教育機関を結びつけるプログラム。同大ではこのプログラムの一環として「国際水環境理工学人材育成プログラム」をはじめ、水環境に関する国際シンポジウム、学内での「インターナショナル・ウィーク」などを展開。教育そのものの多様化および国際化を図り、人類が直面する複雑な課題そのものを「学びの材料」とする教育活動を推進している。

 中央大学は、多様な知識や技能を習得し、従来の枠にとらわれない発想で多様な分野の多くの人々と協力しながら、世界を舞台に課題を解決できる有為な人材の育成に取り組んでいる。そのため、海外から多数の留学生を受け入れるとともに、教育そのものを多様化および国際化し、人類が直面する複雑な課題そのものを「学びの材料」とする教育を行っている。

 その一環として、2010年度より国際連合が提唱する「アカデミック・インパクト」に参画している。
 これは国連と高等教育機関を結びつけることを目的に発足したプログラムで、世界の高等教育機関に対して「人権」「識字能力」「持続可能性」「紛争解決」の4つの分野における普遍的な10原則「アカデミック・インパクト・イニシアチブ」を制定。毎年少なくとも一つの原則を積極的にサポートする活動を求めている。

 中央大学同大は現在「世界各国の高等教育制度において、能力を育成する」「教育を通して、人々に地球市民としての意識を高める」「持続可能性を推進する」など6つの原則を課題として掲げている。
 具体的な取り組みとしては、「国際水環境理工学人材育成プログラム」を実施。外国人留学生を含む大学院生を対象として、日本の産業界と行政の風土およびその利点に習熟し、国ごとの歴史や文化、風土を尊重する国際的視野を持った高度専門職業人としての水環境・水処理技術者の育成に取り組んでいる。

 また、今年3月には水環境に関する国際シンポジウムを開催。さらに、先日採択された文部科学省「平成24年度グローバル人材育成推進事業」の一環として、スペシャルサイト「GO GLOBAL」もの開設した。および運営を行ったり、また、国をテーマにさまざまな企画を展開する「インターナショナル・ウィーク」を定期的に実施。したりさらに、グローバル人材育成の情報発信を行うと同時にキャンパス内の異文化交流を図ることを目的としたグローバルラウンジの設置や、日常生活を通じて異国の言語や文化・生活習慣に接することで国際感覚を涵養することを目的とした国際寮の設置するなど、国際社会で活躍できる人材育成に積極的に努めている。

(参考)
●国連アカデミック・インパクト
 http://www.academicimpact.jp/chuo/
 http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/unai/index_j.html

●国際水環境理工学人材育成プログラム
 http://globalization.chuo-u.ac.jp/resources_chances/foreign_citizen/iwee.html

●スペシャルサイト「GO GLOBAL」
 http://globalization.chuo-u.ac.jp/

●インターナショナル・ウィーク
 http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/internationalcenter/international_week01_j.html

▼本件に関する問い合わせ先
 中央大学広報室
 TEL: 042-674-2050
 E-mail: kk@tamajs.chuo-u.ac.jp