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昭和大学病院は情報のバリアフリーに配慮し、手話通訳や要約筆記、磁気ループ(補聴器補助システム)によって聴覚障害者も聴講できる市民公開セミナーを6月29日(土)に開催する。第10回となる今回は、聴覚障害者で初めて薬剤師免許を取得し、同院に薬剤師として勤務する早瀬久美氏が登壇。また、うつ病や関節リウマチなどの身近なテーマについても、各専門医による講演を予定している。聴覚障害者以外も参加が可能。受講料無料、事前申し込み不要。
昭和大学病院は、「聴覚障害のある患者本位の診療」をモットーに患者と医療スタッフがコミュニケーションをとり、安心かつ十分な医療が受けられるよう、平成19年3月から大学病院では全国初となる聴覚障害者外来を開設している。
そんな同院が開催する「聴覚障害者の医療講演会」は、毎回人気のセミナー。「聴覚障害者が聴講できる医療に関する講演会はほとんどないので、年に2・3回開催してほしい」との声が数多く寄せられ、昨年度からは昭和大学横浜市北部病院でも同様のセミナーを開催している。聴覚障害者だけでなく、地域住民や医療関係者など、幅広い人たちが聴講している。
第10回となる今回は、聴覚障害者で初めて薬剤師免許を取得し、同院に薬剤師として勤務する早瀬久美氏が登壇。また、うつ病や関節リウマチなどの身近なテーマについても、各専門医による講演を予定している。なお、聴覚障害者以外も参加が可能。
◆市民公開セミナー 「第10回 聴覚障害者の医療講演会」
【日 時】
2013年6月29日 (土) 13:00~16:00
【会 場】
昭和大学 1号館7階講堂
(昭和大学旗の台キャンパス内、東京都品川区旗の台1-5-8)
【参加費】無料(事前申し込み不要。当日会場へお越しください)
※聴覚障害者以外の参加も可能
【プログラム】 総合司会 昭和大学病院 薬剤部 早瀬久美氏
●第1部:「メーカーのDVDと字幕」
昭和大学病院 薬剤部 早瀬久美氏
●第2部:「現代のうつ病の理解と対応」
NTT東日本関東病院 精神神経科 長部俊一氏
●第3部:「関節リウマチ-「よく聞く名前だけど、どんな病気?」
穂坂クリニック 院長 穂坂茂氏
総 括:昭和大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科診療科長 平野勉氏
※昭和大学病院 聴覚障害者外来
「聴覚障害のある患者本位の診療」をモットーとする昭和大学病院では、患者と医療スタッフがコミュニケーションをとり、安心かつ十分な医療が受けられるよう、平成19年3月3日に全国大学病院で初めて聴覚障害者外来を開設した。
現在は、内科医師が手話通訳や案内ボランティアの協力の下、十分に時間をとって診察し、血液検査や尿検査、X線検査、心電図などの診断を迅速に行い、その場で診断結果と診療計画を説明している。
投薬を行う場合は、患者の希望に応じて聴覚障害のある薬剤師が処方せんをもとに効能効果や副作用について説明する。再診やさらなる検査、治療などが必要な場合は同院の職員が手話により対応している。
▼本件に関する一般の方の問い合わせ先
昭和大学病院 管理課 (担当:田丸)
TEL: 03-3784-8515
FAX: 03-3784-8517
E-mail: chokaku@ofc.showa-u.ac.sjp
▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
学校法人 昭和大学
総務部 総務課(担当:吉岡)
TEL: 03-3784-8059
大学・学校情報 |
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大学・学校名 昭和医科大学 |
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URL https://www.showa-u.ac.jp/ |
住所 品川区旗の台1-5-8 |
昭和医科大学は医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の4学部が揃う「医系総合大学」です。創立以来、“常に相手の立場に立ってまごころを尽くす”という意味の「至誠一貫」を建学の精神に掲げ、思いやりのある人間性豊かな医療人の育成を最大の使命として、教育と研究に取り組んでいます。患者さんに誠意を持って接し、患者さん本位の医療を提供すること。そして忘れてはならないのは医療人同士の思いやりです。昭和医科大学には、この医療人同士が心を通じ合わせて治療にあたる「チーム医療」の学びがあります。 1年次の富士吉田キャンパスでの全寮制では4学部の学生が一緒に生活し、医療人として大切なコミュニケーション能力と相手を思いやる心を育みます。そして2年次より専門科目を学びながら、継続的に最終学年まで体系的なチーム医療教育を実践しているのが大きな特色です。 |
学長(学校長) 久光 正(ひさみつ ただし) |