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中央大学が10月~12月に「国際ガールズデー・国連デー・人権デー・国際家族農業年記念 特別上映会シリーズ」を開催――貧困を考えるドキュメンタリーを上映

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中央大学は10月18日(土)、11月2日(日)、12月7日(日)に、国連広報センターおよびBeyondMDGs Japanと共催で「国際ガールズデー・国連デー・人権デー・国際家族農業年記念 特別上映会シリーズ~ドキュメンタリーから開発アジェンダを考える~」を開催。イベントではNHKが世界の放送局と連携し放送した貧困をテーマとしたドキュメンタリー番組を上映し、有識者によるパネル・ディスカッションを行う。参加費無料、要事前申し込み。

 国連アカデミック・インパクト(注1)に参加している中央大学は、国連と共同し、世界的規模の問題に対してアプローチを続けている。
 10月~12月には、国際連合広報センターおよび日本の市民社会のネットワーク「BeyondMDGs Japan」と連携して、貧困撲滅をはじめとするミレニアム開発目標(注2)・ポスト2015開発アジェンダに関する啓発イベントを3回シリーズで開催することとなった。

 各回とも「ドキュメンタリーから開発アジェンダを考える」と題し、NHKが世界の放送局と連携し放送した番組「Why Poverty?」( http://www.nhk.or.jp/wdoc/whypoverty/ ) シリーズの中から力作ドキュメンタリーを紹介。第1回目は貧困層の子供を持つ女性たちに太陽光発電の技術を教える学校に通う女性を追ったもの、第2回目は世界的ロックバンドU2のボーカリスト・ボノの活動、第3回目は人口の75%が農民のマリ共和国の貧困について取り上げたものを上映し、その後、有識者によるパネル・ディスカッションを行う。

(注1)国連アカデミック・インパクト
 学位を授与する全ての高等教育機関、またはそれに相当する実質的な研究を行っている機関を対象とした国連広報局のアウトリーチ部が担当するプログラム。世界各国の高等教育機関同士の連携や教育機関と国連との連携促進、ミレニアム開発目標をはじめとする国連に委託された業務・活動に、教育機関がコミットできる仕組みの提供、国連に委託された業務・活動に関する意見や提案の連絡窓口、国連に委託された業務・活動に関するプログラム、プロジェクト、イニシアチブに対する教育機関の直接的な関与を促す、といった活動を行っている。
 http://www.academicimpact.jp/about/introduction/

(注2)ミレニアム開発目標
 極度の貧困と飢餓の撲滅、ジェンダー平等の推進と女性の地位向上、といった、2015年までに達成すべき8つの目標。2000年の国連ミレニアムサミットで作られた。
 http://www.unic.or.jp/glossary/

◆第1回 国際ガールズデー・国連デー記念イベント
【日 時】 10月18日(土)13:30~16:00
【場 所】 中央大学後楽園キャンパス5号館3階 5333教室
【上映作品】 『ソーラー・ママ』
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/whypoverty/documentaries/37.html
【テーマ】
 女性の権利・教育、女性のエンパワーメント、自然エネルギー、南南協力、コミュニティー支援
【パネリスト】
 松川るい 外務省総合外交政策局女性参画推進室長
 大崎麻子 プラン・ジャパン理事・関西学院大学客員教授
 星 亮 パナソニック株式会社CSR・社会文化グループ 事業推進東京担当リーダー
 加藤俊一 中央大学副学長
※国際ガールズ・デー(10月11日)
 世界の国々の女子(18才未満)の多くが経済的、文化的な理由により学校に通えず、10代前半での結婚を余儀なくされ、貧困の中で暮らすという状況を改善するため、2011年12月、国連総会で定められたもの。毎年、世界中で、女の子の権利を考える催しが開かれている。
 http://www.unic.or.jp/glossary/

◆第2回 国連デー記念イベント
【日 時】 11月2日(日)13:30~16:00
【場 所】 中央大学後楽園キャンパス3号館3階 中大高校 小ホール
【上映作品】 『闘うセレブ~U2 ボノの叫び』
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/whypoverty/documentaries/33.html
【テーマ】
 開発資金とチャリティー、セレブリティーの関わり、南北格差、ガバナンス
【パネリスト】
 田村政美 外務省国際協力局地球規模課題総括課長
 塚越保祐 世界銀行駐日特別代表
 上村雄彦 横浜市立大学教授
 中央大学学生代表

◆第3回 人権デー・国際家族農業年記念イベント
【日 時】 12月7日(日)13:30~16:00
【場 所】 中央大学後楽園キャンパス3号館3階 3300教室
【上映作品】 『収穫は誰のもの?』
 http://www.nhk.or.jp/wdoc/whypoverty/documentaries/31.html
【テーマ】
 土地への権利、土地収奪、家族農業、紛争と開発
【パネリスト】
 岡村和美 法務省人権擁護局長
 津山直子 アフリカ日本協議会代表理事
 中央大学関係者(調整中)
 ムブリ・チャールズ・ボリコ 国連食糧農業機関(FAO)日本事務所所長(ビデオ・メッセージ)
※人権デー(12月10日)
 1950年の第5回国連総会において定められたもの。毎年、世界人権宣言の趣旨を想起し、人権の尊重を普及するためのさまざまな行事が世界各地で行われている。
 http://www.unic.or.jp/glossary/

【対象者】 どなたでも(要事前申し込み)
【参加予定者】
 <パネルディスカッションパネリスト(敬称略)>
 松川るい外務省総合外交政策局女性参画推進室長
 大崎麻子プラン・ジャパン理事・関西学院大学客員教授
 星 亮 パナソニック株式会社CSR・社会文化グループ 事業推進東京担当リーダー
 中央大学副学長 加藤俊一
 <パネルディスカッションモデレーター> 根本かおる国連広報センター所長
【定 員】 各回 先着150名
【参加費】 無料
【参加手続き】
 参加ご希望の方は、第1回については10月16日(木)までに、第2回については10月24日(金)までに、そして第3回については11月28日(金)までに、中央大学国連共同企画担当( un-chuo@tamajs.chuo-u.ac.jp )までメールでお申し込みください。表題に「●月●日上映会参加希望」とし、氏名・所属・メールアドレスを明記の上、ご登録願います。
 定員となり次第、締め切らせていただきます。

【主 催】国連広報センター
【共 催】中央大学
【協 力】中央大学理工学部WISE Chuoプログラム、Beyond MDGs Japan、NHK

▼本件に関する問い合わせ先
 中央大学学事課
 042-674-2125