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聖徳大学(千葉県松戸市 学長/川並弘純)では2月14日に、言語文化研究所(所長/林史典)主催による国際比較言語文化論シンポジウム「身体名詞とその用法」を開催する。
・日 時: 平成27年2月14日(土) 13:00~15:00
・会 場: 聖徳大学10号館12階
千葉県松戸市松戸1169
JR常磐線・新京成線「松戸駅」下車、東口徒歩1分
・定 員: 70名(事前申込不要・参加費無料)
「頭」「顔」「首」、「胸」「腹」「背」「腰」それから「手」「足」など、身体の部分を表す語はどの言語にもある基礎語の中の基礎語で、比喩的用法が多いのが特徴の一つである。比喩的用法というのは、日本語の「頭」が「鼻の頭」では〈鼻の先端部〉を指し、「頭がいい」では〈脳の働きがよい〉ことを意味するといった用法のことである。
このような語は、また、それを用いた慣用表現も豊かである。日本語で「頭が固い」「頭が古い」などと言う時の「頭」は〈考え、考え方〉のことだろう。「頭を悩ます」「頭を抱える」などは〈悩み〉の表現、「頭に来る」「頭に血が上る」「頭を冷やす」などは〈怒り、興奮〉の表現である。
一方、「顔」には個人を特定する特徴があることから「顔を見せる」「顔が揃う」、その表情に態度や体面が表われることから「大きな顔をする」「顔向けができない」、さらには、〈知名度・影響力・組織や国を代表する対外的存在〉などを表す「顔が広い」「顔が利く」「日本の顔」などという表現まである。
その言葉を使ってきた人々の感覚や感情、考え方を表すこのような語と表現。いったい、外国語ではどうなっているのだろう。五つの言語を比較して、その言語に表れた民族の文化を考える。
○パネラー:
林 史典 (聖徳大学言語文化研究所長)
ピーター ヴィンセント (聖徳大学語学教育センター教授)
アラン メドウズ (聖徳大学語学教育センター准教授)
クリスティアン ブティエ (聖徳大学人文学部英米文化学科准教授)
李 哲権 (聖徳大学文学部文学科准教授)
森 貞美 (聖徳大学児童学部児童学科准教授)
○司 会: 北村弘明 (聖徳大学言語文化研究所教授)
▼本件に関するお問い合わせ
聖徳大学言語文化研究所(知財戦略課)
〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550
電話: 047-365-1111(大代表)
http://www.seitoku.ac.jp/chizai/
▼聖徳大学の広報に関する問い合わせ
聖徳大学 総務課 広報渉外グループ
電話: 047-365-1111(大代) (内線3961)
FAX: 047-363-1401
大学・学校情報 |
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大学・学校名 聖徳大学 |
URL https://www.seitoku-u.ac.jp/ |
住所 〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550番地 |
聖徳大学は6学部(教育学部、心理・福祉学部、文学部、人間栄養学部、看護学部、音楽学部)8学科を擁し、聖徳大学短期大学部は3学科(保育科第一部、保育科第二部、総合文化学科)と専攻科を擁する女性総合大学です(大学院は共学)。建学の精神「和」に基づいた人間教育を礎とし、豊かな人間性と自立性を備えた品格ある女性の育成を目指しています。 |
学長(学校長) 川並 弘純 |