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創価大学が「国連アカデミック・インパクト」に参画――世界市民育成のプログラムを展開

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創価大学は昨年12月、国際連合が提唱する「国連アカデミック・インパクト」に参画した。これは、国連と世界中の高等教育機関を結び、貧困の削減、紛争の解決と予防、持続可能な社会の実現など「10原則」の世界的課題に取り組むプログラムである。同大では『人々の国際市民としての意識を高める』『平和、紛争解決を促す』『貧困問題に取り組む』『持続可能性を推進する』『異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く』などの課題に重点的に取り組む。

 創価大学では「国連アカデミック・インパクト」(※1)プログラム加盟を記念して、1月14日に国連広報センターの根本かおる所長を招請し、特別講演会を開催した。

 これは同プログラムの一環として、「GCP(グローバル・シティズンシップ・プログラム)」(※2)に選抜された学生らが主体となって行われた「Global Citizenship Week」(1月13日~16日)のオープニングを飾るイベント。講演会では、加盟に向けて活動の中心となった経済学部4年の竹中智さんが、「人々と苦しみを分かち合い、連帯する地球市民として成長したい」と決意を述べた。

 続いて、馬場善久学長は「加盟校としての責任を果たし、世界の舞台で活躍する地球市民の育成に努めていきたい」と語った。最後に、根本かおる所長は「国連は意欲のある人材を求めているが、日本人職員の割合は非常に低い。意識の高いみなさんに、国連を目指して欲しい」と、会場の約300人の学生に呼びかけた。

●2014年度の取り組み
・「世界大学総長協会(IAUP)2014 横浜総会」で本学学生が発表(6月11日~14日)
http://www.soka.ac.jp/news/student/2014/06/6988/
・ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス博士講演会(7月15日)
http://www.soka.ac.jp/news/information/2014/07/7108/
・「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」に本学学生が参加(12月12日~14日)
http://www.soka.ac.jp/news/student/2014/12/8229/

(※1) 国連アカデミック・インパクト: 国連と世界の大学とを結びパートナーシップを育むものとして、2010年11月に潘基文(パン・ギムン)国連事務総長のもと発足。人権・識字・持続可能性・紛争解決などの領域で普遍的に合意された「10原則」を支持し、促進させるというコミットメントにより参加を認証する。発足以来、世界の大学1000校以上が国連アカデミック・インパクトに参加し、日本においても創価大学を含め、29校(2014年12月現在)が参加している。
・「国連アカデミック・インパクトJapan」
http://www.academicimpact.jp/

(※2) グローバル・シティズンシップ・プログラム: グローバル化する社会に挑戦し、限りない智慧と勇気と慈悲を発揮し、世界の未来に貢献できる地球市民を育成するプログラム。
・「グローバル・シティズンシップ・プログラム」
http://sgcp.soka.ac.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
 創価大学企画室企画広報課
 TEL: 042-691-9442
 E-mail: publicrelation@soka.ac.jp