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フェリス女学院大学(神奈川県横浜市 学長:荒井真)では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、長期留学プログラム(交換留学、認定留学)を全て中止してきた。しかし、日本および留学先各国におけるワクチン接種が進むなど、留学再開に向けた状況が世界で整いつつあることに鑑み、長期派遣留学(交換留学、認定留学)を再開。2022年4月までに、西部カトリック大学(フランス)、デュッセルドルフ大学(ドイツ)、サラマンカ大学(スペイン)、梨花女子大学、徳成女子大学、新羅大学(韓国)へ、計10名の交換留学生を派遣した。今後も、イギリスやカナダ、スロバキア等へ、順次派遣を行っていく予定。
フェリス女学院大学のコロナ禍での留学再開に関する判断は、同大が定めた「派遣留学プログラム再開判断基準」に基づくもの。再開にあたり学生の留学を支援する同大国際センターでは、派遣決定から出発直前までの期間に、留学予定者を対象として現地での感染症対策や危機対応についての専門家によるセミナーを実施。また、長期留学を対象とした「派遣可否判断基準」を新たに設けている。
こうした健康・安全への備えを徹底した中で、2022年2月に西部カトリック大学(フランス)および梨花女子大学(韓国)への、3月にはデュッセルドルフ大学(ドイツ)、サラマンカ大学(スペイン)、徳成女子大学(韓国)、新羅大学(韓国)への派遣交換留学生がそれぞれ出発。また、イギリスやカナダ、スロバキア等へも、順次派遣を行う予定となっている。
今後も同大では安全に最大限配慮しつつ、在学生の派遣留学の実現を目指していく。
◆近藤存志国際センター長コメント
フェリス女学院大学は常に、「留学」を重要な学びの機会と捉え、多彩なプログラムを実施してきました。
この度、コロナ感染症にともなう各国の水際対策に柔軟に対応できると判断し、長期留学プログラムの派遣を再開することとしました。
2020年春にはじまったコロナ感染症の世界的流行は、人の動きを止め、国際交流の機会は一時、停止状態に陥りました。しかし私たちの生きる21世紀が、国際的な人の移動なしには成立し得ない時代であることは疑いありません。
異文化を知り、国際的な人のつながりの中で学ぶことは、21世紀を生きる学生のみなさんにとって非常に有益な経験となるはずです。フェリス女学院大学は、海外留学中の健康・安全について手厚いサポートを行い、学生のみなさんの留学を応援していきます。
なお、フェリス女学院大学では、コロナ禍においてオンライン・ツールを活用したLive交流会を欧州の各大学と共同開催してきました。こうした国際交流の機会は、引き続き実施してまいります。
《留学中の学生からのレポートより》
◆梨花女子大学(韓国)への派遣学生
コロナ禍の中での留学ということもあり、入国後に7日間の隔離生活を送りました。隔離施設や隔離期間中の2度のPCR検査、毎日の食事も、梨花女子大学に手配してもらえたので安心でした。ただ、入国後、隔離施設に直行だったため、しばらくは『韓国に来た!』という実感はありませんでした。隔離期間終了後、2月後半からは、入寮、オリエンテーション、履修登録など、留学生活が始まり、コロナ禍の影響を受けてはいますが、がんばって授業を続けています。
日本ではワクチン接種証明書を日常生活で使うことはありませんでしたが、韓国では街中のお店であっても入店時に提示を求められることがあります。同じコロナ禍での生活でも、日本と外国ではだいぶ勝手が違うのだということを身に染みて感じました。通常の留学生活と比べると不自由な面もたくさんあると思いますが、健康に気を付けながらたくさんの経験ができるよう、頑張りたいと思います。
◆西部カトリック大学(フランス)への派遣学生
フランスではマスクやワクチンパスの義務化が解除され、それ以降コロナ患者は増えています。ただコロナに対しての考え方は日本よりも寛容で、「WITHコロナ」の生活をしているように感じられます。
3月上旬には桜が満開でした。私は桜を見るとつい日本が頭の中に浮かんでしまいますが、フランスの人たちにも「桜=日本」のイメージがあるようです。日本語の授業を受けている学生と交流する機会もありましたが、多くの学生が漫画やアニメ好きで、日本の日常生活や政治について聞かれることもありました。
留学生活では、言語の壁や文化の違いを直接経験して複雑な気持ちになったり、慣れない生活の中で体調不良になった時期もありましたが、努めて何もしない日や時間的な余裕を持つように心がけたことで、疲れがリセットされ、体調も回復しました。その後フランス語へのモチベーションも上がったような気がしています。
こうした健康・安全への備えを徹底した中で、2022年2月に西部カトリック大学(フランス)および梨花女子大学(韓国)への、3月にはデュッセルドルフ大学(ドイツ)、サラマンカ大学(スペイン)、徳成女子大学(韓国)、新羅大学(韓国)への派遣交換留学生がそれぞれ出発。また、イギリスやカナダ、スロバキア等へも、順次派遣を行う予定となっている。
今後も同大では安全に最大限配慮しつつ、在学生の派遣留学の実現を目指していく。
◆近藤存志国際センター長コメント
フェリス女学院大学は常に、「留学」を重要な学びの機会と捉え、多彩なプログラムを実施してきました。
この度、コロナ感染症にともなう各国の水際対策に柔軟に対応できると判断し、長期留学プログラムの派遣を再開することとしました。
2020年春にはじまったコロナ感染症の世界的流行は、人の動きを止め、国際交流の機会は一時、停止状態に陥りました。しかし私たちの生きる21世紀が、国際的な人の移動なしには成立し得ない時代であることは疑いありません。
異文化を知り、国際的な人のつながりの中で学ぶことは、21世紀を生きる学生のみなさんにとって非常に有益な経験となるはずです。フェリス女学院大学は、海外留学中の健康・安全について手厚いサポートを行い、学生のみなさんの留学を応援していきます。
なお、フェリス女学院大学では、コロナ禍においてオンライン・ツールを活用したLive交流会を欧州の各大学と共同開催してきました。こうした国際交流の機会は、引き続き実施してまいります。
《留学中の学生からのレポートより》
◆梨花女子大学(韓国)への派遣学生
コロナ禍の中での留学ということもあり、入国後に7日間の隔離生活を送りました。隔離施設や隔離期間中の2度のPCR検査、毎日の食事も、梨花女子大学に手配してもらえたので安心でした。ただ、入国後、隔離施設に直行だったため、しばらくは『韓国に来た!』という実感はありませんでした。隔離期間終了後、2月後半からは、入寮、オリエンテーション、履修登録など、留学生活が始まり、コロナ禍の影響を受けてはいますが、がんばって授業を続けています。
日本ではワクチン接種証明書を日常生活で使うことはありませんでしたが、韓国では街中のお店であっても入店時に提示を求められることがあります。同じコロナ禍での生活でも、日本と外国ではだいぶ勝手が違うのだということを身に染みて感じました。通常の留学生活と比べると不自由な面もたくさんあると思いますが、健康に気を付けながらたくさんの経験ができるよう、頑張りたいと思います。
◆西部カトリック大学(フランス)への派遣学生
フランスではマスクやワクチンパスの義務化が解除され、それ以降コロナ患者は増えています。ただコロナに対しての考え方は日本よりも寛容で、「WITHコロナ」の生活をしているように感じられます。
3月上旬には桜が満開でした。私は桜を見るとつい日本が頭の中に浮かんでしまいますが、フランスの人たちにも「桜=日本」のイメージがあるようです。日本語の授業を受けている学生と交流する機会もありましたが、多くの学生が漫画やアニメ好きで、日本の日常生活や政治について聞かれることもありました。
留学生活では、言語の壁や文化の違いを直接経験して複雑な気持ちになったり、慣れない生活の中で体調不良になった時期もありましたが、努めて何もしない日や時間的な余裕を持つように心がけたことで、疲れがリセットされ、体調も回復しました。その後フランス語へのモチベーションも上がったような気がしています。
■交換留学・認定留学
・交換留学
フェリス女学院大学と協定を締結した協定校へ選抜派遣される留学制度。留学期間は1学期間または2学期間(最長1年間)。派遣先で修得した単位はフェリス女学院大学において修得した単位として認定することができる。
・認定留学
学生が自分で選んだ海外の大学または大学附属の語学学校に派遣する留学制度。自ら留学手続きをしたうえで、申請し、フェリス女学院大学から派遣する留学生として相応しい教育機関であるか審査を受け、「認定」された場合に認められる。留学期間は1学期から2学期間(最長1年間)。派遣先大学で修得した単位はフェリス女学院大学において修得した単位として認定することができる。また、留学期間はフェリス女学院大学での在学期間として修業年限に通算されるため、卒業の要件を充足すれば4年間で卒業することが可能。
・独自の留学・国際交流サポートで、異文化に触れ、世界を見据える
https://magazine.ferris.ac.jp/2022/03/24/11165/
・交換留学
フェリス女学院大学と協定を締結した協定校へ選抜派遣される留学制度。留学期間は1学期間または2学期間(最長1年間)。派遣先で修得した単位はフェリス女学院大学において修得した単位として認定することができる。
・認定留学
学生が自分で選んだ海外の大学または大学附属の語学学校に派遣する留学制度。自ら留学手続きをしたうえで、申請し、フェリス女学院大学から派遣する留学生として相応しい教育機関であるか審査を受け、「認定」された場合に認められる。留学期間は1学期から2学期間(最長1年間)。派遣先大学で修得した単位はフェリス女学院大学において修得した単位として認定することができる。また、留学期間はフェリス女学院大学での在学期間として修業年限に通算されるため、卒業の要件を充足すれば4年間で卒業することが可能。
・独自の留学・国際交流サポートで、異文化に触れ、世界を見据える
https://magazine.ferris.ac.jp/2022/03/24/11165/
▼本件に関する問い合わせ先 |
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企画・広報課 | |
植村・粟原・敦賀 | |
住所 | : 〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3 |
TEL | : 045-812-9624 |
FAX | : 045-812-8395 |
大学・学校情報 |
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大学・学校名 フェリス女学院大学 |
URL https://www.ferris.ac.jp/ |
住所 【緑園キャンパス】 文学部 国際交流学部 音楽学部 〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3 【山手キャンパス】 音楽学部 〒231-8651 横浜市中区山手町37 |
フェリス女学院は1870年(明治3年)、キリスト教精神に基づいた日本最初の女子教育機関として創設されました。「For Others (他者のために)」の教育理念のもと、フェリス女学院大学では「新しい時代を切り拓く女性」の育成をめざし、全学教養教育機構(CLA : Center for the Liberal Arts)を2017年度4月に開設。新しい教養教育のカリキュラムを展開しています。 |
学長(学校長) 小檜山 ルイ |