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口唇口蓋裂医療協力のため、マダガスカルへ――昭和大学が医師、看護師、学生を現地へ派遣

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昭和大学は、日本の将来的な国際保健と若手の人材育成を見据え、公益財団法人笹川記念保健協力財団の専門家派遣事業マダガスカル口唇口蓋裂医療協力に、医師4名、看護師3名、学生2名を派遣する。派遣者はマダガスカル共和国アンチラベ市クリニックアベマリア病院で、口唇口蓋裂の治療にあたる。派遣期間は平成24年6月12日(火)~23日(土)の12日間。

◆口唇口蓋裂手術
 日本国内では年間約1,000人の乳児が治療、手術を受けている。顔面に変形があるため、いじめを受けたり、学校に行けない、友達ができない、結婚や就職ができないなど、偏見や差別の対象となっていることがある。
 アジアやアフリカの国々では、貧困などにより、十分な保健医療サービスや治療を受けられない子どもたちがたくさんいる。公益財団法人笹川記念保健協力財団の専門家派遣事業マダガスカル口唇口蓋裂医療協力では、一人でも多くの子どもたちが手術を受け、元気な笑顔が戻るよう支援を行う。

◆マダガスカル共和国
 アフリカ大陸の東南に位置し、インド洋に浮かぶ島国で、総面積58万7,000平方キロメートル(日本の1.6倍)。1,962万人が住んでいる。

◆公益財団法人 笹川記念保健協力財団
 1974年、日本財団の創始者であった笹川良一氏を会長に、日本におけるハンセン病化学療法の父、石館守三博士を理事長として設立された。財団は、ハンセン病制圧事業の他にも寄生虫症対策、ブルーリ潰瘍対策、HIV/エイズ対策、日中医学奨学金制度の創設等、多岐にわたる保健、医療の国際的協力の問題に取り組んでいる。

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人昭和大学
 総務部 総務課 広報・WEB係(担当:吉岡)
 TEL: 03-3784-8059
 FAX: 03-3784-8012