【ニュース特集】境界を越え、知を社会につなぐ次代の「実装拠点」(2025年12月~26年1月のアクセスランキング30)
国際的な学びや多文化共修を全学的に促進してきた関西大(大阪府吹田市)では、その取り組みをより直感的に伝えるため、緻密なタッチで描き起こしたキャンパスビジュアルを制作。1月3日の新聞朝刊広告で初公開した(10位)。
新ビジュアルは、世界的なデザインスタジオ「IC4DESIGN(アイシーフォーデザイン)」との共同制作。多様な国籍や文化的背景を持つ学生たちが自然に交わり、個性が共存する「関大らしさ」を緻密なイラストで表現した。
関西大は国際教育を大学の重要な柱と位置づけ、独自の教育プログラムや学生同士の共創を推進。大阪公立大と連携する「OSIP(Osaka Social Impact Project)」が文部科学省「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」に採択されるなど、全学的な改革を進めている。
制作にあたって、IC4DESIGNは実際にキャンパスを歩き、「ごちゃっとしているのに不思議と調和している」空気感を、大阪の活気と重ねて描き出した。ビジュアルは今後もポスターやウェブなど、多様な媒体で展開していく。
(https://www.u-presscenter.jp/article/105010)

近代日本の息吹を衣装の文化から迫るイベントにも注目だ。
大妻女子大(東京都千代田区)博物館では、3月19日まで企画展「お姫様の装い Elegance of a Princess―鍋島家の復元ドレスを中心に―」を開催している。入場・参加無料(24位)。
同博物館には、佐賀・鍋島家に伝わるドレスの復元品が収蔵されている。これらは石井とめ子名誉教授の指導のもと、1982年から数年にわたって家政学部の学生の卒業制作として作られたもの。日本の小袖を取り入れた夜会服や、1887(明治20)年に伊藤博文首相官邸で開催された「大仮装舞踏会」で鍋島家が着用したドレスの復元は、近代日本の服飾文化や洋装受容の歴史を学ぶ上で貴重な資料となっている。
同展ではヨーロッパのバッグや扇(竹内コレクション)などドレスを引き立たせるアイテムも展示され、その繊細で高度な技も堪能することができる。
(https://www.u-presscenter.jp/article/105178)

地域活性化に寄与する活動もある。環太平洋大(岡山市)経済経営学部現代経営学科・赤木邦江教授のゼミは、岡山県赤磐市立笹岡小学校を舞台に、学生主体による産官学連携事業「SDGs・4育プロジェクト」を実施した(22位)。
同小学校は1875年の創設で、今年3月の新学校への統合により、約150年の歴史に幕を下ろす。学生らは昨年10月、食品ロス削減をテーマに、かるたなどを用いた出前授業を実施し、児童と交流を深めた。同小学校が地域に思いを伝える11月の「感謝祭」では、防災と食を組み合わせた企画としてスープやラスクを提供し、カレー作りにも協力した。
同プロジェクトは福武教育文化振興財団の助成事業に採択されており、学生が社会課題解決を実践的に学ぶ機会にもなっている。
(https://www.u-presscenter.jp/article/118980)

AI(人工知能)で新たな価値創出を目指す取り組みも進む。
福井工業大(福井市)AI&IoTセンターは、福井県観光DXコンソーシアムと連携し、過去4年間に蓄積した観光客アンケートのビッグデータを活用するAI旅行プラン提案システム「福を招く福井観光計画エンジン(FTEH)」を開発。一般公開実証実験を昨年12月に開始した(30位)。
このシステムは、観光客がこれまでに回答してきた約8万件に及ぶ満足度や訪問地評価、コメントなどのデータを活用し、利用者の旅行希望や同行者、季節に応じたパーソナルな旅行プランをAIが生成するというもの。行政や施設の改善に用いられてきたアンケートデータを、観光客自身の計画に直接還元する新たな試みだ。実証実験は3月30日まで、福井県公式観光サイトで無料参加できる。
芥子育雄・同センター長は、「データを提供してくださった方々の経験を新たな観光客の満足度向上につなぐという循環型のデータ活用は、これからの地域観光DXの一つのモデルになると考えています」と語っている。
(https://www.u-presscenter.jp/article/105208)

■大学プレスセンター ニュースアクセスランキング(2025年12月21日~26年1月20日)
[1]明海大学(千葉) 体育会サッカー部の新監督に元日本代表の柱谷哲二氏が就任。(12/26)
[2]神田外語大学(千葉) 新学長に学長補佐の芦沢真五教授が就任。任期は2026年4月1日から4年間。(1/8)
[3]昭和医科大学(東京) 学校法人昭和女子大学と包括連携協定を締結。相互の交流と協力を促進し、医療、福祉、キャリアデザイン、地域貢献、文化交流等の分野における教育および研究の充実と発展を目指す。(12/22)
[4]東京工芸大学(東京) 硬式野球部の新監督に、東京六大学及び実業団野球で活躍した上杉健氏が就任。(1/9)
[5]甲南大学(兵庫) 新学長にフロンティアサイエンス学部の村嶋貴之教授が就任。任期は26年4月1日から4年間。(12/23)
[6]東京女子大学(東京) 新学長に東京大副学長の太田邦史氏が就任。任期は26年4月1日から4年間。(12/23)
[7]昭和医科大学(東京) 腸内細菌に由来するRNAが機械刺激受容チャネルPiezo1を活性化し、大腸がんの増殖を抑制する新たな分子機構を大学院医学研究科の髙山靖規講師らの共同研究グループが発見。(1/6)
[8]東洋大学(東京) 第39回「現代学生百人一首」を発表。5万5344首の応募で累計作品数は189万5279首に。(1/15)
[9]東京大学(東京) 第4回地域連携シンポ「学生×地域の連携~学びと実践が拓く地域の未来~」を1月に開催。(1/5)
[10]関西大学(大阪) 関大の国際性と多様性を凝縮したキャンパスビジュアルを1月3日の新聞広告で初公開。(1/3)
[11]拓殖大学(東京) 職場環境や組織文化をより深く、直感的に伝えるための「教職員採用サイト」を公開。(12/24)
[12]日本大学(東京) 林真理子理事長が教職員や各界で活躍する交友、学生と語るYouTube「ようこそ!理事長室へ」を配信中。(12/25)
[13]横浜商科大学(神奈川) 特別招聘教授の称号を新設し、元文部科学事務次官の前川喜平氏と世界的な茶師の佐々木健氏が就任。(1/5)
[14]千葉商科大学(千葉) サービス創造学部の正課授業科目「プロジェクト実践2B」で、カゴメから提示された課題に応え、学生らが野菜の魅力を感じられる食の体験イベント「〝やさジャンク〟フェス」を1月に開催。(1/5)
[15]東京都市大学(東京) 同大の「オーストラリアプログラム(TAP)」10周年記念式典を開催。累計約2500人を派遣してきたオーストラリアへの留学制度の歩みを振り返る。(12/24)
[16]芝浦工業大学(東京) デザイン工学部の実践型授業「プロジェクト演習」で、学生らが花岡車輌と共同開発した新しいかご台車が販売開始。25年度グッドデザイン・ニューホープ賞に入選。(12/25)
[17]白梅学園大学(東京) 1月に「子ども学 ― これからの時代における子ども学のアップデート」を一ツ橋ホールで開催。歴代学長5人が登壇し、「子ども学」の創生と今後について座談会形式で語った。(12/22)
[18]環太平洋大学(岡山) こども発達学科の学生が昨年12月に特別養護老人ホームや同大こども園、学内でコンサートを実施。(1/5)
[19]東京都市大学(東京) 「D&I AWARD 2025」(運営:株式会社JobRainbow)に大学として初の認定。企業・団体のダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂、D&I)への取り組みを評価する表彰制度。(12/24)
[20]大阪電気通信大学(大阪) 次期学長に塩田邦成学長の再任が決定。任期は26年4月1日から2年間。(1/5)
[21]法政大学(東京) デザイン工学部の今井龍一教授らと前田建設工業の取り組みが「令和7年度 インフラDX大賞 国土交通大臣賞」を受賞。マインクラフトのボクセル型空間表現をインフラ分野のデジタルツインに応用。(12/24)
[22]環太平洋大学(岡山) 「SDGs・4育プロジェクト」で、現代経営学科・赤木邦江教授ゼミの学生らが閉校になる小学校の児童と交流。(1/7)
[23]大阪工業大学(大阪) 3月にNHK番組イベント「魔改造の夜 THE MUSEUM IN KANSAI」を同大梅田キャンパスで開催。(12/24)
[24]大妻女子大学(東京) 同大博物館が3月19日まで企画展「お姫様の装い Elegance of a Princess」を開催。(12/23)
[25]大阪工業大学(大阪) 情報科学部実世界情報学科が企業と連携し、1年生を対象に生成AI時代の新しいプログラミング教育を展開。1月には学生が生成AIと共創したオリジナルゲームの作品発表会も開催。(1/6)
[26]名城大学(愛知) 天白キャンパス研究実験棟の多目的スペースのネーミングライツ契約を林テレンプと締結。(1/5)
[27]甲南女子大学(兵庫) エム・シーシー食品と包括的連携協定を締結。レトルト食品等の調理食品を通じた防災・減災の啓発活動をはじめ、学生のキャリア形成支援、教育・研究に資する商品やコンテンツの共同開発などに取り組む。(1/15)
[28]武庫川女子大学(兵庫) 経済的困難下にあるひとり親世帯の女性に化粧品を届ける「コスメバンクプロジェクト」に、同大の学生と付属高校の生徒が参加。プロジェクト参画企業のコーセーの社員と1995セットを各家庭に送った。(12/23)
[29]鎌倉女子大学(神奈川) 短大部初等教育学科が通信教育課程e-learning courseの授業を利用し、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」を4月から導入。仕事や子育てをしながら学びたい人にも最適なカリキュラム。(12/22)
[30]福井工業大学(福井) 約8万件のデータをAIでパーソナル旅行プランに変換する実証実験を昨年12月に開始。(12/22)