宮崎国際大学

平成21年度文部科学省「大学教育・学生支援推進事業」(学生支援推進プログラム)に、宮崎国際大学の『双方向型進路・就職自己管理システムの構築と就職支援の拡充』プログラムが選定

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宮崎国際大学の『双方向型進路・就職自己管理システムの構築と就職支援の拡充』プログラムが、平成21年度文部科学省「大学教育・学生支援推進事業」(学生支援推進プログラム)に採択された。「学士力」の中でも特に態度・志向性、汎用的技能に力点を置き、学生が社会人として必要な知識や意識を身につけ、自らを律して行動できる自己管理力を磨くことを目的としている。

■概  要
 宮崎国際大学では現在、学生が自分の授業日程、成績及び卒業要件等を確認できるデータベースを構築し、学生の自己管理支援を行っているが、今回の取組みではその内容を拡張し、双方向型で拡張可能な、柔軟な学生支援ウェブシステム(「進路・就職自己管理カルテ」)を構築し、より積極的な学生支援を目指す。

 まず、全学生に対して双方向型の進路・就職自己管理カルテを作成し、提供する。このカルテを通して、大学側からは学生に進路・就職に必要な情報を適宜提供し、また、学生側からは就職指導担当者、教職員に必要に応じて連絡することができる。このシステムによって、学生には進路・就職に必要な情報や個別指導が適宜提供され、また、問題が生じた際にも適切な指導が可能となる。

 さらに、自主学習用のコンピュータを設置した「自己開発センター」を作り、学生の就職に向けた自学自習支援を行うとともに、就職関連事業もより充実することで、学生の総合的進路・就職支援の強化を行う。

■目  標
 同取組は、「学士力」の中でも特に態度・志向性、汎用的技能に力点を置いたものである。学生は進路・就職自己管理カルテ等を通して社会人として必要な知識や意識を身につけ、また、自らを律して行動できる自己管理力を磨く。自己開発センターは、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー等の汎用的技能の習得支援及び就職に向けた一般常識力の向上をその目的とする。

■達成目標
 現在の進路・就職支援体制をより個別化、緊密化することで、多様な目的を持つ学生に対して満足度の高い進路・就職支援を実践することにある。その達成度は、卒業生に対する満足度調査項目中の進路・就職指導に対する満足度の数値で測り、目標は、「大変満足」及び「満足」を合わせて80%以上(昨年度40%弱)、否定的評価0%(昨年度約9%)とする。

■具体的内容・実施体制
 全学生に対し、双方向型進路・就職自己管理カルテを作成し、提供する。そのため、現在の学生管理・支援システムのフレームワークを双方向システムの開発に適したフレームワークに再構築し、双方向的諸機能を付加する。また、新たに自己開発センターを作り、諸教育ソフトを組み込んだ5台のコンピュータを設置する。同センターは就職支援のためのセミナーも適宜開催する。

 実施にあたっては、まず就職指導室、学生課、学務部の代表者及びコンピュータ管理者等からなる「進路・就職支援委員会」が進路・就職自己管理カルテの詳細及び自己開発センターに備える機器・備品、ソフト、諸事業の立案を行い、学長が決裁を行う。本学は一学部、一学科の単科大学であるため、本取組は学長を中心とした大学教職員全体で実施される。

▼本件に関する問い合わせ先
 宮崎国際大学
 〒889-1605 宮崎県清武町加納1405 
 学長補佐 西村
 学生部 蓑部 初 
 TEL: 0985-85-5931
 FAX: 0985-84-3396