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創価大学の「地球市民育成プログラム」がスタート──創立50周年に向けたメイン事業の一つが始動

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創価大学(山本英夫学長)では、2010年4月から「グローバル・シティズンシップ・プログラム」(Global Citizenship Program/GCP)がスタートした。これは「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」との建学の精神を具現化し、将来国際舞台での活躍を目指す学生のため、さらには、多様化する学生の、とくに成績上位層をさらに伸ばすことを目的として開設したオナーズプログラムである。  
同大学創立50周年に向けたグランドデザインのメイン事業の一つとして、同大学の優れた教育資源を結集している。

 具体的には、将来、国際公務員、国際協力機関、NGOや国際的な企業、海外大学院等を目指す1年生を全学から選抜し、各学部に所属しながらも、学部での講義とは別にGCP科目(36単位)を提供する。今年度は約10倍の応募者の中から32名が選抜された。

 プログラムでは、世界を舞台に活躍する資質を養成するために、ハイレベルな英語や数理能力トレーニング科目を配置している。また、問題発見・解決能力やプレゼンテーション技能養成のために1年次からプログラムゼミを開講。少人数制のチュートリアルでは、入学から卒業まで担当教員が徹底した個別指導を行う。さらに、研修費、渡航費等を大学が全額支給し、2週間の海外短期研修も盛り込んでいる。また、GCP専用のゼミ室とラウンジも設置した。

 2010年度前期には、英語科目である「Academic Foundations for Global Citizenship」「English for Academic Purpose(EAP) for Global Citizenship」の2科目、リーダーシップ等を学ぶ「プログラムゼミ」、「チュートリアル」を開講している。このほどそれらの授業が始まり、学生たちは、新しい環境に緊張を覚えながらも、徹底した学びの4年間の第一歩を踏み出した。

▼本件に関する問い合わせ先
 創価大学 広報部
 〒192-8577 東京都八王子市丹木町1-236
 TEL: 042-691-9442
 FAX: 042-691-9300
 http://www.soka.ac.jp/

1254 外国人教員による「EAP for Global Citizenship」の授業