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　２０１１年は童話『ごん狐』誕生８０年にあたり、２０１３年は作者・新美南吉の生誕１００年にあたる。
　日本福祉大学が参画する知多半島生態系ネットワーク協議会（※１）は、「ごんぎつねと住める知多半島を創ろう」を合言葉に発足。知多半島地域において、生きものの生息・生育空間を適正に配置し、つながりを確保する「生態系ネットワーク（※２）」の形成を推進し、将来にわたって生物多様性の確保に寄与することを目的としている。

　同会は、２０１１年９月に『ごん狐』の舞台と言われている「ごんげん山（愛知県知多郡阿久比町）」で、野生のキツネの姿を撮影することに成功した。これを機に、今後は知多半島生態系ネットワーク形成の先行実施地区として取組が進められている臨海部企業緑地（グリーンベルト）においても、キツネをはじめとする生き物たちが生息できる緑地になっていくことが期待されている。

　今回のフォーラムでは、知多半島における生態系ネットワーク形成のあり方や、生き物が行き来する場所としての企業緑地の役割などについて改めて考える。詳細は以下の通り。

◆生態系ネットワークフォーラム「ごんぎつねを誘（いざな）う企業緑地」
【日時】
　２０１２年１月１７日（火）　１４：００～１７：００（１３：３０開場）
【会場】
　日本福祉大学半田キャンパス　１０１講義室（愛知県半田市東生見町２６－２）
　アクセス：ＪＲ武豊線「亀崎」駅下車、徒歩１５分
【主催】
　日本福祉大学知多半島総合研究所
【共催】
　知多半島生態系ネットワーク協議会
【定員】
　２００名（先着順）
【プログラム】
　●１３：３０　開場
　●１４：００　開会あいさつ
　　日本福祉大学知多半島総合研究所　所長　福岡猛志
　●１４：１０　生態系ネットワーク形成の取組報告
　　「知多半島における生態系ネットワーク形成の取組状況」
　　　財団法人日本生態系協会　岩木晃三
　　「生態系ネットワーク形成に貢献する”企業緑地”を学生とデザインする」
　　　株式会社インターリスク総研　原口 真
　●１４：３０　キツネの生息調査中間報告
　　「ごんげん山に姿を見せた“ごんぎつね”」
　　　日本福祉大学健康科学部　福田秀志研究室
　●１５：００　休憩
　●１５：１０　パネルディスカッション
　　「生物多様性向上に貢献する企業緑地」
　　　オープニングコメント「企業における生物多様性の意義」
　　　　名古屋市立大学経済学部准教授　香坂 玲
　●事例紹介
　　「生物多様性向上に貢献する出光興産愛知製油所の取組」
　　　出光興産株式会社愛知製油所　橋本良樹
　　「企業緑地を活用した知多自然観察会の取組」
　　　知多自然観察会　降幡光宏
　　「企業緑地の遺伝的多様性まで考慮した生物多様性評価の取組」
　　　中部大学応用生物学部教授　南 基泰
　●上記報告者を含めた総合討論
　　ゲストパネラー：　株式会社ＩＨＩ　ＣＳＲ　推進部　沼口 武
　　コメンテーター：　名古屋市立大学経済学部准教授　香坂 玲
　　司会：　日本福祉大学健康科学部教授　福田秀志
　●１７：００　閉会

【申し込み方法・申し込み先】
　氏名、性別、年齢、（所属団体）、住所、電話番号、メールアドレスを明記のうえ、ファックス、ハガキ、電子メールにてお申し込み下さい。
　日本福祉大学知多半島総合研究所
　〒475-0012 半田市東生見町26-2
　TEL：　0569-20-0112　FAX：　0569-20-0128
　E-mail：　chitaken-info@ml.n-fukushi.ac.jp
　URL：　http://handy.n-fukushi.ac.jp/chitaken/top.html

※１：　「知多半島生態系ネットワーク協議会」について
　　http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000047/47850/sanko1.pdf
※２：　「生態系ネットワーク」について
　　http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000047/47850/sanko2.pdf

▼本件に関する問い合わせ先
　日本福祉大学知多半島総合研究所
　〒475-0012 半田市東生見町26-2
　TEL：　0569-20-0112
　FAX：　0569-20-0128
　E-mail：　chitaken-info@ml.n-fukushi.ac.jp
　URL：　http://handy.n-fukushi.ac.jp/chitaken/top.html