金沢工業高等専門学校

金沢工業高等専門学校が「金沢高専2020Vision」を策定――個を輝かせ、他と協働し、新たな価値を創出するグローバルイノベータ―の育成

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このたび、ルイス・バークスデール教授が初となる外国人校長に就任した学校法人金沢工業大学金沢工業高等専門学校(石川県金沢市)は、更なる発展を実現するために「金沢高専2020Vision」を策定した。人間形成、技術革新、産学協同を三大旗印に掲げる学園建学綱領の具現は金沢高専が担うべき社会的意義であるとの認識の上に立ち、グローバル化、少子化、産業の高度化・流動化などに対応するための変革を行う。

 このたび策定された「金沢高専2020Vision」は、以下の5つを主な柱として構成される。

 1.学生個々の「人間形成」を第一義とする
 15歳から20歳は人間が最も成長するときであり、この5年間に高い志と立派な行動を身につけることが、その後の人生に大きな影響を与えます。そのために、それぞれの学生に大きな夢を与え、より良い世界の創造に参加する勇気と情熱を養います。

 2.イノベーションを起こす人材の卵を育てる
 これからの社会は、独創的なアイデアをイノベーションに繋げる人材が発展させると考えます。イノベーション能力の育成は、急速に変化する産業社会に対応できる能力の育成に繋がります。そのためには、学校全体が常にイノベーションを追求する気鋭に満ちていることが重要です。

 3.グローバル人材の育成
 グローバル人材を育成する教育機関のフロントランナーとしての気概を持ち、学生の能力向上、社会貢献、学園の発展に努めます。これまでに培った教育力・国際交流のネットワークを生かし、グローバル化対応ポリシーに沿って、戦略的に学校全体のグローバル教育を発展させます。

 4.金沢高専・金沢工大・大学院の進学コースの再構築
 金沢工業大学が掲げる「修士レベルで技術者養成機関のトップとなる」という目標を受け、金沢高専は、「グローバルイノベーターの卵」を育て、イノベーター育成を図る金沢工業大学大学院への志願者増に努めます。

 5.魅力ある学校づくり
 魅力ある学校づくりのため、4学期制を成功させ、独自性の高い教育システムを構築します。また、学生及び教職員の意識改革を行い、授業以外でも学生と教職員が協働する工学アカデミアの醸成に努めます。

 金沢工業高等専門学校は、このビジョンに照らし合わせながら教育活動を展開。グローバル人材育成教育の重要性が叫ばれる中、その分野のフロントランナーとしてのブランドを築き、学生募集における競争力の獲得を目指していく。

●参考
 http://www.kanazawa-tc.ac.jp/information/principles/vision/

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 企画部広報課
 〒921-8501石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784 (企画部直通)
 FAX: 076-248-7318

 学校法人金沢工業大学金沢工業高等専門学校
 〒921-8601金沢市久安2-270
 TEL: 076-248-1080
 FAX: 076-248-5548