金沢工業高等専門学校

機械工学科チームが単三電池を動力とする手作りエコランカー全国大会「マイナビEne-1GP SUZUKA2014」KV-40チャレンジの大学・高専・専門学校部門で2位――金沢工業高等専門学校

中高ニュース  /  生徒の活動

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金沢工業高等専門学校機械工学科チームは炭素繊維を使った軽量ボディを自作し、省エネ走行を実現。

 8月3日(日)に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催された「マイナビEne-1GP SUZUKA2014」に出場した金沢高専機械工学科チームが、KV-40チャレンジの大学・高専・専門学校部門で2位に入った。

 「Ene-1GP Suzuka」は、「モノづくり」と「エネルギーマネージメント」をテーマにした、環境に配慮した次世代カーレースで、2011年に第1回大会が開催された。

 「KV-40チャレンジ」は、単三電池40本をエネルギー源とした手作り車両で鈴鹿サーキットフルコース1周(5.807km)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムで争う競技。アップダウンの激しい鈴鹿のコースを、いかに効率よく走るかがポイントとなる。

 機械工学科小間研究室の穴田裕之さん、川崎景吾さん、木戸宏樹さん、吉川昇さんの5年生4名と、ドライバーとして機械工学科3年生の福井駿斗さんが参加。炭素繊維を使った軽量車両を自作し、タイヤを4輪にして安定性を高め、カーブを速く走る工夫を施した。

 2回目、3回目にはタイヤがパンクするトラブルがあったものの、残りのタイヤでカバーし、自作したモーターも性能を発揮して完走を果たした。3ヒートの合計タイムは37分22秒554で大学・高専・専門学校部門にエントリーした15チーム中2位に入賞した。

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