国際高等専門学校

【スタートアップとは何か、今世界で何が起こっているのか、この先私達はどうすべきか】国際高専スタートアップコンペティション2024を開催。国内外の専門家を招いたパネルディカッションや参加者が新規事業を自ら考え発表するスタートアップコンペも

中高ニュース  /  教育カリキュラム  /  施設設備  /  学校改革  /  イベント
(最終更新日:

  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

ICT 国際高等専門学校(校長 鹿田正昭)では、「国際高専スタートアップ コンペティション 2024」を2024年2月21日午前9時30分から午後5時00分まで、国際高専白山麓キャンパスで開催します。対象は中学生、高校生、大学生、一般の方で、参加費は無料です。

ICT 国際高等専門学校(校長 鹿田正昭)では、「国際高専スタートアップ コンペティション 2024」を2024年2月21日午前9時30分から午後5時00分まで、国際高専白山麓キャンパスで開催します。対象は中学生、高校生、大学生、一般の方で、参加費は無料です。

「スタートアップ」は、"新しい資本主義"に向けて政府が掲げるキーワードのひとつです。「スタートアップとは何か」、「今世界で何が起こっているのか」、「この先、私達はどうすべきか」について、国内外の専門家を招いてパネルディカッションを開催します。また午後は参加者や学生が参加してピッチングコンペティションも開催。スタートアップの今がわかる一日となっています。

※ピッチングコンペティション
ベンチャーキャピタルや個人投資家役の審査員に対して、短い時間の中で起業や新規事業を発表するコンペ。欧米では資金提供を募る際によく行われるイベントの一つ

(写真)(QRコード)

https://www.ict-kanazawa.ac.jp/journal/25115/


【当リリースの詳細】
政府は、「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとした新しい資本主義を実現していくため、さまざまな施策に取り組んでいます。その柱の一つとして掲げられているのが「スタートアップ・社会的起業の支援」です。新しい資本主義の実現に向けて、官民が連携して、終戦後に続く第二の創業時代を目指しています。 ※「ベンチャー」は和製英語で、国際的には起業は「スタートアップ」と呼ばれます。

国際高専では、文部科学省が高専をスタートアップの教育拠点として2023年に開始した「高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業」の選定を受け、学生がアイデアを実用的な商品にまで具体化できるハード・ソフト環境をさらに充実させています。さらに2018年から進めてきた英語で数学やサイエンス、工学を横断的に学ぶ「English STEM教育」に加えて、学んだ技術や知識を社会の変革に生かすビジネスマインドの醸成を行っています。

具体的には15歳の1年生からイノベーションについて学ぶ授業を展開するとともに、「エンジニアリングデザイン教育」(ユーザー視点から新たな価値を生み出すデザインシンキングと工学教育の世界標準である【CDIO Conceive→Design→Implement→Operate:考え、デザインし、実行し、操作運用する】を取り入れたオリジナルの問題発見解決型教育)を実施。実社会の問題解決に向けて、アイデアを創出するだけでなく、授業で学んだプログラミングやAI、IoT、ビジネスなどの知識を活かしてプロトタイプとして具体化し、社会に組み込むことで、よりよい解決策を考えていく教育をカリキュラムの主軸に置き、展開しています。

また2023年度からは、今日「Siri」として知られる人工知能や医療ロボット「da Vinci」などを生み出し、世界のイノベーションを牽引してきたSRI(旧スタンフォード研究所)と連携し、イノベーション創出手法を学ぶワークショップも教育に取り入れています。こうした取り組みを通じて、国際高専が考える"スタートアップ人材像"である「国際的な視野から高付加価値でイノベーティブな商品やサービスを創出できるグローバルイノベーター」の育成を進めています。

このたび開催する「ICTスタートアップコンペティション2024」は、これからの日本で産官あげて目指すスタートアップについて「スタートアップとは何か」、「スタートアップについて今世界で何が起こっているのか」、そして「この先、私達はどうすべきか」について、スタートアップ先進国であるタイ王国や、金沢の地でスタートアップ人材育成する各種団体など、国内外の専門家をお招きし、日本におけるスタートアップの可能性について考えてまいります。

また午後のプログラムでは、国際高専で実際にイノベーション創出プログラムを学んだできた国際高専1年生、2年生や学生、参加者によるピッチングコンペティションも開催。スタートアップに向けたプロセスの一端が体験できるプログラムとなっています。


【国際高専スタートアップコンペティション 2024】
[日時]2024年2月21日午前9時30分から午後5時00分まで。
[場所]国際高等専門学校 白山麓キャンパス
[参加者]中学生、高校生、大学生、一般(本テーマに興味のある方)
[お申し込み]以下の申し込みフォームにてお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfDt6q8nbGwH-PJ2lZfX7KSWBOLblCC4v8zPSmIayrDQKXd-Q/viewform?pli=1

【プログラムスケジュール】

[9:30] 受付

[10:00]開会挨拶 校長 鹿田 正明

[10:30 - 11:00]パネルセッションI
「スタートアップとは?」
近年話題のスタートアップとは一体何か。事例も交え、スタートアップの概要について解説する。
トッサ・メブサヤ【モデレーター】
(准教授、国際高専)
マタス・ダニエレビシャス
(Knowledge Xchange/ Marketing 6 Business Advisor)
ジャリアポーン・チャークナンタクン
(Business Development/ Knowledge Xchange)
増井大樹
(リードオーガナイザー / Startup Weekend Kanazawa)

[11:00 - 11:15] ネットワーキングセッションI
参加者との交流を深めるワークショップを開催
【講師】
ラティア・メブサヤ(Staff)
田中杏奈(国際高専5年生)

[11:15 - 11:45] パネルセッションII
「スタートアップの現状と課題」
スタートアップ人材育成の重要性とそのために必要となる支援や環境とは何か。今自分達はどのような状況にあるのか解説します。
マタス・ダニエレビシャス【モデレーター】
(Knowledge Xchange, Marketing 6 Business Advisor)
トッサ・メブサヤ
(准教授、国際高専)
鹿田正昭
(校長、国際高専)
三宅大介
(TENJO Kanazawa,メンター / シエラパブロ合同代表)
トッサ・メブサヤ
(准教授、国際高専)


[11:45 - 12:00] ネットワーキングセッションII
参加者との交流を深めるワークショップを開催
【講師】
ラティア・メブサヤ(Staff)
田中杏奈(国際高専5年生)

[12:00 - 13:00]
 昼休み

[13:00 - 13:30] パネル セッションIII
「スタートアップを始めるために何が必要か」
変化を生み出す人材となるにはどうすべきか。何を始めるべきなのか、パネラーとの質疑を行います。
トッサ・メブサヤ【モデレーター】
(准教授、国際高専)
マタス・ダニエレビシャス
(Knowledge Xchange, Marketing 6 Business Advisor)
三宅大介
(TENJO Kanazawa, メンター /
シエラパブロ合同代表)
増井大樹
(リードオーガナイザー, Startup Weekend Kanazawa)

[13:30 - 13:45] ネットワーキングセッションIII
参加者との交流を深めるワークショップを開催
【講師】
ラティア・メブサヤ(Staff)
田中杏奈(国際高専5年生)

[14:00 - 16:00] ピッチングコンペティション
学生及び参加者によるビジネスピッチを行います。
ピッチングは専門家による質疑応答を交え審査を行います。
【審査員】
鹿田正昭
(校長、国際高専)
トッサ・メブサヤ
(准教授、国際高専)
マタス・ダニエレビシャス
(Knowledge Xchange, Marketing 6 Business Advisor)
三宅大介
(TENJO Kanazawa, メンター /
シエラパブロ合同代表)
増井大樹
(リードオーガナイザー, Startup Weekend Kanazawa)

[16:00 - 16:30] 結果発表及びクロージング
鹿田正昭
(校長、国際高専)
トッサ・メブサヤ
(准教授、国際高専)

[16:30 - 17:00] 交流会
参加者およびパネラーとの交流を行います。

【モデレーター&パネリスト】(敬称略)
●鹿田正昭(国際高専 校長)
●トッサ・メブサヤ(国際高専 准教授)
●三宅大介(合同会社シエラパブロ 代表 / TENJO Kanazawaメンター)
●マタス・ダニエラビシャス(ナレッジ・エクスチェンジ マーケティング&ビジネス開発部)
●ジャリヤポーン・チャーホンマックン(ナレッジ・エクスチェンジ ビジネス開発部)
●増井大樹(スタートアップ・ウィークエンド・金沢 リードオーガナイザー)


【参考ページ】
文部科学省スタートアッププログラムを2023年度に開始
国際高専が起業家育成に向け(2023年4月11日)
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/2023/04/11/22697/

国際高専 白山麓ジャーナルOctober 19, 2023 Start Up Boot Camp
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/journal/25115/
※スタートアップに向けた国際高専のプログラムの一端がご覧いただけます。



▼本件に関する問い合わせ先

学校法人金沢工業大学企画部広報課

企画部 志鷹英男(国際高専担当)

住所

: 石川県野々市市扇が丘7-1

TEL

: 076-246-4784

E-mail

koho@kanazawa-it.ac.jp

写真11:株式会社モチベーション:モチベーションアプリ開発.jpg 2023年10月に白山麓キャンパスで開催された「Start Up Boot Camp」の模様。国際高専では2023年度よりスタートアップに向けた教育をスタートさせている

qrcode(白山麓ジャーナル)_www.ict-kanazawa.ac.jp.png 【QRコード】2023年10月に白山麓キャンパスで開催された「Start Up Boot Camp」の模様。https://www.ict-kanazawa.ac.jp/journal/25115/

qrcode_Resister_here_docs.google.com.png QRコード(Register Here!)