川崎医療福祉大学

吹奏楽部(ハートフルウインズ)が、全米大学バンド指導者協会(CBDNA)の招聘と全日本吹奏楽連盟の推薦を受けアメリカへ遠征――川崎医療福祉大学

大学ニュース  /  学生の活動

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川崎医療福祉大学(岡山県倉敷市)の吹奏楽部(ハートフルウインズ)は、これまで医療系大学の特色である病院実習を含む厳しい学業に励みながら、全国大会にも出場するなど部活動に輝かしい成果を挙げてきた。この度、これまでの実績が認められCBDNAの招聘と全日本吹奏楽連盟の推薦を受け、ミシシッピ州オックスフォード市において、2010年2月24日から開催されるCBDNA2010年Southern Division大会に、日本全国320の大学バンドの代表として参加する。なお、参加学生数は約40名である。

 川崎医療福祉大学は、医療福祉と健康科学を統合し、医療福祉・医療技術のスペシャリストを育成する世界で最初の総合大学であり、川崎医科大学および附属病院、医療短期大学等にも隣接し、恵まれた学習・実習環境を有している。
 しかし、吹奏楽部がサークルとしての音楽活動を続けていく上では、練習時間の制約や練習場所の確保にも苦労しているのが実情であるが、これらの環境下にあっても全日本吹奏楽コンクール中国大会では毎年金賞を受賞し、全国大会にも数回の出場を果たしている。また、「コンクール」を超えた「吹奏学」の確立に向けた音楽性の追及にも取り組んでおり、地域においては多くの病院・福祉施設等で演奏会を開催するなど、その幅広い活動は各方面から評価されている。
 
 CBDNAは、1947年創立のアメリカで最も歴史と権威のある「吹奏楽指導者協会」であり、世界の吹奏楽の流れはこの協会から生まれるとも言われている。現在、アメリカを6ブロックに分けて活動しており、今回ハートフルウインズが招聘されるのはSouthern Divisionの大会である。各大会で演奏を披露することは大変名誉であると同時に責任重大と認識されている。日本においては、未だコンクール向けの作品が重視されることが多いが、アメリカにおける吹奏楽は、オペラやオーケストラのような一つの音楽ジャンルとして確立されている。本学のハートフルウインズがこのような方向を目指して活動を続けていることも今回の招聘の要因である。

 CBDNA2010年Southern Division大会は、2010年2月24~27日の間、ミシシッピ州オックスフォード市のミシシッピ州立大学構内のホールで開催され、ハートフルウインズは26日夕刻、メインコンサートの中で日本代表として演奏する。(このホールは、2008年のアメリカ大統領選挙の際、民主党候補オバマ氏と共和党候補マケイン氏が公開討論会を行ったホールである。)なお、28日には、フロリダ州中部のディズニーワールド内でもコンサートを行う予定である。


▼本件に関する問い合わせ先
 川崎医療福祉大学 学生課
 TEL: 086-462-1111(代)
 http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/