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川崎医療福祉大学は、１１月１７日より「ハンカチアートプロジェクト ｉｎ 岡山県立美術館――こども１１，１２５人プロジェクト――」を開催。１万１１２５人の子どもたちがめいめいに絵を描いたハンカチを中心に、１５万枚のハンカチを同大の藤原洋次郎教授と学生たちが１枚１枚つなぎ合わせ、巨大な“アート”に仕上げた壮大なプロジェクトだ。
川崎医療福祉大学は、１１月１７日から２９日（作業展示期間を含む）までの間、開館２０周年を迎えた岡山県立美術館にて「ハンカチアートプロジェクト（こども１１，１２５人プロジェクト）」を開催する。
これは、同大の藤原洋次郎教授と学生たちが、絵が描かれたハンカチを１枚１枚つなぎ合わせて、一つの“巨大なアート”に仕上げるというもの。美術館をすっぽりと包み込む際に使用されるハンカチの総数は、およそ１５万枚にも及ぶ。
ハンカチに描かれた絵画１１，１２５枚は、おかやま県民文化祭「ハンカチアートワークショップ」の一環として収集されたものだ。藤原教授と学生たちが半年をかけ、岡山県各地の小学校で行ったハンカチに絵を描いてもらうワークショップのほか、「おぎゃっと２１」のハンカチイベントや、「総合フェスティバル ｉｎ 津山」の協力などにより集められた。
同プロジェクトのラストステージにあたる今回は、岡山の文化を支えてきた美術館活動の過去と未来の「時またぎ」を、１５万枚のハンカチの連なりによって表現する。
現在という時間は今の一瞬しかない。現在「今の瞬間」はすぐに過去に取り込まれてしまう。「子どもたちにここで有ったことをしっかりと記憶のひだに刻んでもらえるように」。小さなハンカチをつなぎ合わせて造る巨大オブジェには、そのような思いが込められている。
【藤原洋次郎ハンカチアートプロジェクト（こども１１，１２５人プロジェクト）】
・会 場： 岡山県立美術館
・作業展示： １１月１７日（月）～１１月２１日（金）
・展 示： １１月２２日（土）～１１月２９日（土）
▼本件に関するお問い合わせ先
川崎医療福祉大学 医療福祉デザイン学科
岡山県倉敷市松島288
TEL： 086-464-1111 内線54900
http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/
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