工学院大学附属中学校・高等学校

工学院大学附属高等学校が「東京五輪アーカイブ 1964-2020」に参画 ――2015年4月、併設型中高一貫校としてスタートする“新しい工学院”の学びの柱に

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工学院大学附属高等学校は、21世紀型教育プログラムの一環として「東京五輪アーカイブ 1964-2020」に参画し、その活動をスタートした。記録を保存し未来に伝達するアーカイブプロジェクトは、フィールドワークやインタビュー活動をとおして、自ら考え・まとめ・発表する能力を養い、21世紀を生き抜く上で本当に必要な力を身につけることができる。

■狙いとする教育的効果

「総合的な思考力」
 自ら考え、仲間と協力しながら現地取材やインタビュー・文献調査等を行い、様々な情報を収集し、それらをまとめ社会に向けて発信する活動をとおし、21世紀に求められる総合的な思考力の育成を目指す。

「英語の運用力」
 世界各国から注目を集めるオリンピック。活動の成果は、日本語に加え世界共通語である英語で発信することを目指す。
この取り組みにより、英語運用力の強化・グローバルに活躍できる人材の育成を図る。

「ICTの活用力」
 本プロジェクトをとおして、ICT機器や各種ソフトを使いこなす専門的知識を身につける。

「高大連携」
 ICT活用をより充実させるための技術指導を高大連携により実現していく。

 工学院大学附属中学校・高等学校は、2015年4月より併設中高一貫教育校として21世紀型教育(「G:グローバル」「I:イノベーション」「L:リベラルアーツ」「英語の運用力」「ICTの活用力」)を推進する教育機関として新たなスタートをする。
 プロジェクトの最初の活動として、川淵三郎氏(現公立大学法人首都大学東京理事長、東京オリンピックにサッカー選手として出場)、川口衛氏(株式会社川口衛構造設計事務所主宰、国立代々木競技場の建設に従事)にインタビューを行った。
 今後、当時、聖火ランナーをつとめた本校教員や様々な分野でオリンピックに関わられた方への証言収集など、2020年の東京オリンピックに向け、長期間に渡り活動していく。

■「東京五輪アーカイブ 1964-2020」とは
 生徒有志が1964年に開催された東京オリンピックにまつわる証言や写真の資料をデジタル保存し「東京五輪アーカイブ 1964-2020」としてインターネット上(グーグル社が提供する「Google Earth」に写真や動画、メッセージを掲載)に公開することで、過去の記憶を伝え、その魂を後世へと受け継ぐことを目的に首都大学東京の渡邉英徳准教授と朝日新聞フォトアーカイブが中心となり進めるプロジェクト。

◆詳細:
 http://www.asahi.com/special/tokyo1964/

▼本件に関する問い合わせ先
 工学院大学附属中学校・高等学校 担当:有山
 TEL: 042-628-4924
 E-mail: yumiko_ariyama@sc.kogakuin.ac.jp

▼本件取材に関する問い合わせ先
 学校法人工学院大学 総合企画部広報課 担当:佐野・関根
 TEL: 03-3340-1498
 E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp

6073 川口衛氏へのインタビューの様子